あなどるなかれ、「S字フック」。私は海外一人旅で、何度助けられたことか。
今から思い返しても、これがなくては私の旅行自体が成立しなかったと言い切れます。小さくてかさばらないですし、様々な場面で役立ちますので、あなたもぜひ忘れずに旅行のお供に持って行ってくださいね。
海外一人旅でS字フックが役に立つ場面
私は一人旅で、安宿かドミトリーに泊まることが多いのですが、大きく分けて以下の4つの場面で使用しました。
・トイレ
・バスや寝台車での移動時
・ドミトリーの洗面所
・ドミトリーのシャワールーム
特に、「トイレ」のときが断トツに重宝しました。
数人で旅行に行くと、誰かに荷物を預けてトイレに行くことができるのですが、一人で旅行に行くと、もちろんそういうことが出来ません。
そして、海外旅行に行ったことがある人は分かると思うのですが、海外のトイレ事情は日本ほど良くありません。
私は主に東南アジアに行くのが好きなのですが、トイレの中には、日本のように持ち物を引っかけるフックのようなものがない場合が多いですし、ましてや荷物を置く棚もありません。
ですので私はそういうとき、扉にS字フックをかけてそこにバックパックなどの荷物をひっかけます。
もし、S字フックを持っていなければ・・もう考えたくもありませんね。笑
ちなみに日本のトイレは、来日された外国の方も驚かれるように、
・施設が充実している
・赤ちゃん用の椅子が設置されている
・ウォシュレット付き
・便座が温かい
・擬音装置「乙姫」がついている
・トイレットペーパーが常備されている
・そして何より清潔
もう、至れりつくせりなんです。
私も海外から帰ってきて、まず日本の空港のトイレに入るとあまりの清潔さと施設としての完璧さぶりに、毎回「日本のトイレってすごいなー」と感心します。
日本にずっと住んでいると、これが当たり前になっていて珍しくもなんともないのですが、実はすごいことなんですね。
ところで、バスや寝台車での移動時でも、このS字フックさえあればちょっとした荷物をかけておくことも可能です。
ドミトリーの洗面所も、私一人ではなくて宿泊者みんなで使いますので、洗面所の周りが水でビショビショの場合も多く、物を置きたくないなーと思うことも多いです。
そういうときでも、どこかにS字フックをひっかけるところがあれば、そこに荷物をかけて、顔を洗ったり歯を磨いたりすることができます。
ドミトリーのシャワールームにも、私は貴重品をすべて持って入るのですが
ビニール袋に入れてS字フックにひっかけておけば、安心です。
つまり、これを持っていくのと持っていかないのとでは、まったく便利さが違うのです。
一人旅ならなおさら使う頻度は高いと思います。
海外一人旅の必需品! S字フックを選ぶ際の3つのポイント
今はいろいろなS字フックが売られていますが、私が重視するポイントは以下の3つです。
①ステンレス製
②できるだけ耐荷重が重いもの
③できれば色がカラフルで派手なもの
まず①ですが、私は初めのころは、プラスチック製を持って行っていました。
でも、やはり素材の耐久性が心配なんですよね。何度も使っていると気づかないうちに劣化していてヒビが入っているんじゃないかとか・・・。
もし荷物を引っかけたとたん、S字フックが割れて荷物が下に落ちたら・・・悲惨ですね。
ステンレス製でしたら錆びにくいですし、プラスチックよりは耐久性があるので安心です。
②については、自分の荷物の重さに耐えられるものを購入して下さい。私の場合は、大体パックパックが10kgくらいですので、それに合わせて選んでいます。
③については、完全に自分の希望です。実際ステンレス製のS字フックはシルバー色しか見たことないです。
ただ、実際に使っていると、S字フックは大きいものではないので、カバンの中に入れていると、他の物に埋もれてしまって迷子になることが度々ありました。
ですので、カラフルで派手な色のものだと、カバンの中からすぐに見つけだしやすいのになー、と。。。
次使うときは、目印として派手なマスキングテープでも巻こうかなと思ってます。
すぐに見つけれる!という方は、この意見は無視して下さい。笑
S字フックは大きめが使いやすいです。100均でもいろいろ出てますので、まずそちらを探したほうがいいですね。
あともう一つ、持って行ってすごく便利だったものがあります!よろしければ、読んでみてください。